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秋。焼き芋。

やっぱり秋といったら焼き芋でしょう!
というお話(ぁ

いつもより短い気もするけど、気にしてはいけません(ぇ

えっ今は冬だって?
まっさかぁ……(
「……うわぁ」
「これは……」





妖怪の山。

あの緑で被われていた森も、すっかり朱い。
今は秋。
紅葉の神と豊穣の神とが、元気に活動している時期だ。

そこの山頂の守矢神社。

私と早苗は起きて外を見た。
すると、枯れ葉が散って石畳いっぱいに広がっているではないか。もう一面真っ赤。真っ赤っ赤。
おそらく、昨夜の夜、風がやけに強かったからであろう。
もうすごい。すごいとしか言いようがない。

「どうする……?」
「掃除するしか……」
「だよね……」

こうして私達は気が乗らないまま着替えるのだった

ちなみに私の服は、黒を基調とした服。
つまりはいつもの私の服。

なんで青と白の巫女装飾じゃないのかというと――

『やっぱりぬえはこっちの服のほうが似合ってますよ!ですから戻しましょう!』

という早苗の一言に二柱が頷き、元の服になった。
正直助かった。あの服じゃあ、寒いわ何故かよくくるムラサ達に茶化されるわで参っていた。
あっ、別にあの服が嫌いってわけじゃないけど。逆に好きだけど。











一体、枯れ葉とはどのぐらいあるのだろうか。
実際に外でて見れば、想像以上だ。
とりあえず箒を取り出して掃いているが、

――ザッザッ
――ザッザッ

いつまで掃いても終わる気がしない。

「ねぇ、早苗~……まだ~……?」
「まだまだです」
「もう疲れたよ~……」
「私も疲れてますよ」
「……スッゴい平然としてるけど」
「もう慣れてますから」
「慣れって怖い」

……はぁ、もう疲れた。
なんで枯れ葉は落ちるんだろう。

このっ落ちるなっこらっ!
あっまた落ちやがった!喧嘩売ってるなっ!

……虚しくなってきた。
全く、簡単に集める方法はないのかなぁ……。


―――そうだ!

「早苗!早苗の能力で枯れ葉集めることできない!?」
「私の能力……?」
「ほら!風で枯れ葉集めてさ!」
「―――!!」

早苗はその考えはなかった、というふうにハッとする。

「任せてください!ぬえ!」

そして風が吹く。
すると、枯れ葉がドンドン集まって……

「って早苗!少し強い!めっちゃ飛んでる!」
「は、はい!」
「早苗!今度は弱すぎて枯れ葉が動いてない!」
「か、加減がわかりません!」
「ん!それじゃあ次は横風ね!」
「す、少し休ませて……」












「ふぅ、終わったわね」
「つ、疲れました……」
「そうねー疲れたわー」
「ぬえは、疲れて、ませんよね……。全く、ぬえも、UFOが、あるじゃないですか……」
「あ、そっか」

確かにUFOに手伝わせればあっさり終わったね、これ。

「ま、まぁ気にしない気にしない!」
「全く……」

とりあえず枯れ葉を一つに集め終わる。

「それにしてもすごい量ねーこれ……」
「そうですねー……」

前には私の腰ぐらいまでの枯れ葉の山が。
忌ま忌ましい枯れ葉だが、なんだか捨てるのがもったいない気がしてきた。
早苗のほうを見ると、顎に手を当てて何かを考えている。

―――と、

「そうです!」
「うわわっなに!?」

急に声を張り上げて何かを思いついたように手を叩く。

「ぬえ!焼き芋作りません!?」
「あー……焼き芋かー」

ふむ、確かにいいかもしれない。
ついでに朝ごはんをそれで済ますのもいいかもしれ
「焼き芋と聞いて」
「呼んでないから帰りなさい」
「うわぁぁぁぁん!お姉ちぁぁぁゃん!!」

何故か急に来た豊穣の神を追い払う。
ま、それより

「サツマイモはあるの?」
「買って来ましょう!」
「やっぱりね……」

まぁ、いっか。












というわけで里。
里に来るまでの道のりも枯れ葉でいっぱいだった。
途中でなにやら犬――じゃなくて白狼天狗がなにやら頑張っていた。
途中で「あの鴉天狗……帰ったら叩っ切る……」と、物騒なことを言っていたがスルー。
鴉天狗はどうせ博麗神社のほうにでも行ったのだろう。
どうせあっちに行ってもあの巫女のことだから、無理矢理働かされるだろうに。
とりあえず白狼天狗、ドンマイ。

「んで、サツマイモはどこに売ってるのよ」
「どこかその辺の店に売ってるんじゃないでしょうか」
「それもそうね。八百屋にでも行く?」
「そうしましょう」

さて、八百屋は「焼き芋ー焼き芋は入りませんかー」
「……無視ね」
「はい」

何故か里にいる豊穣の神はほっといた。












「すいませーん、サツマイモありますかー?」
「サツマイモ?残念だねぇ、今さっき売り切れたよ」
「そうですか……」





「すいませーん、サツマイモありますかー?」
「おぅ嬢ちゃん達、サツマイモなら今はねぇなぁ」
「そうですか……」





「すいま」
「サツマイモならないなぁ」
「まだ何も言ってないよ!?」





「すい」
「アクセサリーならあるよ」
「今そんなのいらないよ!?」
「お揃いのアクセサリーありますか?」
「早苗!?」





「す」
「いらっしゃい、ここは武器屋だよ」
「どこに言ってるの早苗!?」
「さっそく装備していくかい?」
「なにを!?」





「」
「さくやは おたのしみ でしたね」
「泊まってないよ!?」
「もう……ぬえったら……///」
「なに!?なにこの流れ!?」
「咲夜と聞いて」
「紅魔館におかえり」












「はぁ……どこにもありませんね……」
「途中から明らかにいらないよね」

おかげで無駄に疲れた気がする。
なんかどっかのRPG的な店もあったような。

「それにしても、やっぱりみんな同じなのですかね……」
「同じ?」
「みんな焼き芋を食べたいのか、ということです」
「あ~……そうかもね…。はぁ、どこかに落ちてないかなぁ」

道の脇にあったベンチに腰掛けて、考えこむ。

「でもそんなうまいことあるわけ「サツマイモ~サツマイモは入りませんか~」

サツマイモ、という声がしたので顔を向ければ、豊穣の神が目の前に。

「うわわっなによ!」
「なによとは失礼ね。サツマイモを届けにきたのに」
「は?」
「ほらっ」

そして
渡された袋には、沢山のサツマイモ。

「これ……」
「豊穣の神の力をなめないでよね。トビキリのよ」

手に取って見れば、なるほど、確かにずっしりしてたっぷり身がありそうだ。

「……ありがとうございます」
「……ありがと」
「なぁに、そっちの神社に恩は売って損はないからね」
「ふふ、そうですね」
「お代は120バッハね」
「なにその単位!?」












「ふむ、焼き芋か」
「うん、おいしいよこれ」

戻って来てみれば、二柱がいたので一緒に焼き芋を食べることにした。

ちなみに途中、白狼天狗が倒れていた。多分原因は疲労。
手の指の先には『馬鹿鴉』というメッセージが書いてあった。
お疲れ、白狼天狗。お大事に。
それと鴉天狗、当分は帰らないほうがいいかも。軽く死ぬから。

「うん!やっぱり私のサツマイモね!」
「さすが豊穣の神ですね」
「……なんであんたが自然にいるのよ」
「なによ。私のおかげで食べられるようになったんだから感謝しなさいよ」
「まぁ、いいけど……なんで姉もいるのよ」
「なに?私が紅葉にして舞い散らせたから焼き芋ができたのよ」
「あれあんたの仕業かぁ!?」
「気にしない気にしない」

この神、この一辺あの枯れ葉と共に燃やしてやろうか。

「まぁまぁぬえ、いいじゃないですか」
「早苗?」
「焼き芋おいしいんですし、結果オーライというやつです」
「……それもそうね」

確かに、いっか。そんな細かいこと。
こうして早苗と一緒に久しぶりに里に出掛けれたし。
そこは感謝しなきゃね、その二人の神に。
ありがとう。







「それに、またやったらその二人に掃除させればいいんですし」
「それもそうね」
「「えぇ!?」」
「しかも私巻き添え!?」
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自由人サキ

Author:自由人サキ
東方では主にさなぬえ、あやれいむ、こいマリ、ナズマリ
テイルズではユリリタ
が中心な小説を書く自由人(自称)

このブログにある小説の無断転載などはやめてください。

当サイトはリンクフリーです。
が、「リンクしました!」と言ってくださったら暴風雨の中を自転車で暴走するぐらいに歓喜します。多分。
平気です。馬鹿は風邪ひかな(殴

では、ごゆっくりと~

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